「宇部まちづくりリーダー塾」は、リーダーシップを発揮し、主体的に地域に関わる人材を育成することを目的として、㈱にぎわい宇部が毎年開催しています。
本記事では、「宇部まちづくりリーダー塾」の内容や受講生が現在どのように活躍されているかをご紹介します。
また、10月から始まる今年度の講座のお知らせもありますので、ぜひ最後までご覧ください。
まちづくりリーダー塾とは?

「宇部まちづくりリーダー塾」は、宇部市が好きな学生や社会人を対象に受講生を募集し、全4回の講義を通して地方創生、宇部の歴史や文化、全国各地のまちづくりの成功事例などを学んでいただくものです。
第5回では、受講生がグループに分かれて成果を発表し、自身の活動内容の紹介や宇部のまちづくりの提案なども行われます。
これまでに3回開催し、61人の方が受講され、各所で活躍されています。
講義の内容

講義の魅力は、地方創生について知識を深めるだけでなく、宇部の歴史やまちづくりについても学べるところです。
第1回では、人口減少などの社会問題により地方創生の必要性が高まっている現状や、地方創生のありかたを学びます。
講義の後半ではグループワークを行い見識を深めます。

第2回では、宇部の歴史を紐解き、「宇部」の成り立ちや炭鉱の町からどのように発展していったかなどを当時の写真で振り返りながら学ぶことができます。
受講生からも「宇部の歴史を改めて知ることができた」と好評な講座です。

第3回と4回では、実際に全国の各地域で活躍されている方々をお招きして、まちづくりについての事業やイベントなどで得た経験をお話していただきます。
具体的な事例を聞くことで、地域活性化につながる実践的な方法を学ぶことができます。
これまで開催した「宇部まちづくりリーダー塾」の様子はにぎわい宇部のHPにも掲載していますので、そちらを参考にされてください。
受講生の声

これまで、まちづくりに興味を持つ大学生や、自身の事業などに活かしたい社会人の方などが講義を受け、その後の活動につなげています。
第3回の受講生、杉山陽紀さん(写真右)は、独自のヘルシーメニューレシピや健康的なライフスタイルを紹介するメディアブランド(Best Diet Class)を運営されています。
リーダー塾を受講後、ボスティカフェとコラボして自身の「ヘルシーメニュー」を期間限定で提供されました。
また、中央町に新たにオープンした「ゲストハウスASUNARO荘(あすなろそう)」の運営も始めました。
こちらは一軒家をリフォームし、宿泊スペースとコミュニティスペースを備えていて、まちづくりやビジネス、趣味の分野でつながりを育む場として設計されています。

リーダー塾での学びは、自分の活動を“個人の挑戦”から“地域とともに育つ取り組み”へと広げてくれました。
宇部市での活動を通じて、これからも人と人とが交わり、まちが元気になる場をつくっていきたいです。
これまで、リーダー塾を受講した方の活動を紹介した記事もありますので、ぜひご覧になってみてください。








第4回 宇部まちづくりリーダー塾


今年度も10月23日を皮切りに、「第4回 宇部まちづくりリーダー塾」を開講します。
定員は20人となっていますので、興味のある方は事前にGoogle フォームよりお申し込みください。
お申込みはこちら
詳しい情報は㈱にぎわい宇部のHPをご覧ください。