“ただいま”といいたくなる温かい定食屋「dining REO」

ドアを開けると「おかえりなさい」と明るい声。
まるで家に帰ってきたような安心感を与えてくれるのは、2024年4月に中央町にオープンした「dining REO(ダイニングレオ)」の店主、青木梨沙さん。
トレードマークである割烹着を着こなし、笑顔で迎えてくれる青木さんが作る料理は、心も体も温まる品ばかりです。
今回は、実家のような温かさが感じられるこの定食屋さんの魅力を紹介していきます。

店内の雰囲気

お店は宇部新川駅から徒歩約6分、中央町三丁目にあります。

茶色と木を基調とした店内は温かみがあり、とても落ち着く雰囲気で、カウンター8席、4人掛けテーブルが4つあります。
平日は主にサラリーマンの方などがランチに利用される事が多く、土曜日はお子様連れのご家族の方も訪れるそうです。
カウンター席もあるのでおひとりでも気軽に利用できます。

安くておいしい！ほっと落ち着く家庭的な味

新鮮な旬の食材を使い、野菜を多めに取り入れ、彩りまで考えられている料理は500円～700円と、とてもリーズナブル。
ひとつずつ手間をかけた料理は、家庭的な味付けでどこか懐かしさを感じます。
注文する際にごはんや麺の量を確認してくれ、大盛でも金額は変わりません。
「この量でこの値段！」と、筆者も実際に食べて驚くほどでした。

メニューの種類も豊富で、各種定食をはじめ、うどんやオムライス、チャーハンなど和洋中20種類以上の多彩な料理を幅広く取り揃えており、どれにしようか迷ってしまいます。

人気メニュー

日替定食　600円

人気の日替定食はメインを“お肉”と“お魚”から選べ、ごはんにサラダ、副菜、漬物、お味噌汁がセットになっていてボリューム満点。
これでなんと600円です！
前日の夕方の買い出しでメインの食材を決め、どんな料理にするか考えているそうです。
取材日のメインの“お肉”は鶏の照り焼きでした。

別日のメインの“お魚”はサバの味噌煮。
お魚もしっかりした味付けでごはんがどんどん進みました！
なかなか家で魚料理を作らない筆者にはうれしい一品です。
日替定食は“お肉”メインを頼む方が多いそうですが、“お魚”メインもとても美味しかったです。
毎日変わるメニューが楽しみですね。

ちゃんぽん　500円

人気のちゃんぽんは、青木さん自身もおすすめする一品です。
和風だしベースでほかのお店では味わえないスープと、もやしやキャベツ、ニンジンなど種類豊富なたっぷりの野菜が特徴です。
新鮮な野菜はそれぞれ甘みがしっかりあり、シャキシャキとした歯ごたえで、もりもり野菜が食べられます。
白濁スープのちゃんぽんとは違い、あっさりめの和風だしスープで最後まで飲み干せてしまうほどでした。

夏限定メニュー

冷やし中華　500円

6月からお客様のリクエストで始めた「冷やし中華」。
たっぷりのきゅうりとハム、錦糸卵、ゆで卵、トマトがトッピングされていて、冷たい麺が甘酸っぱいタレに絡んでさっぱりつるっと食べられます。
夏バテしやすい暑い時期にぴったりのメニューもおすすめです！
お客様の声を反映させることもあるそうなので、今後新しいメニューが追加されるかもしれません。

※メニュー内容は変更する場合があります。

お弁当もおすすめ！

日替弁当　500円

日替弁当は、日替定食と同じく、メインは“お肉”と“お魚”から選べ、ごはんと副菜、サラダ、漬物が入っています。
価格も500円とお財布にとっても優しいです。

この日は、“お肉”がチキンカツ、“お魚”が煮魚のお弁当でした！
お弁当は特に“お魚”が喜ばれています。

日替弁当のほかにも、うどんとちゃんぽんを除くメニューはテイクアウトを行っており、5個以上から市内に配達をしています。
配達希望の場合は、当日朝8時までに注文されてください。
お弁当とテイクアウトは、来店してからも注文いただけますが、事前にお電話でご予約されることをおすすめします。
※営業日など最新の情報はInstagramよりご確認ください。

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お店をはじめたきっかけ

幼い頃、青木さんは両親が共働きで忙しく、さみしさを感じていました。
御祖母様と一緒に過ごすことが多く、料理好きの御祖母様の影響で、料理の基礎を覚え、次第に料理をすることが得意になっていきました。
また、忙しい中でも、お母様が時間のある時に作ってくれた料理が大好きで、その時の料理は青木さんにとっての思い出の味です。
そして、自分と同じようにさみしい思いをしている子どもたちが集える場所を作りたいとの思いから、子ども食堂の夢を持ちました。
そのためにはまずは食堂をやってみようと決意し、定食屋「ダイニングレオ」を始めました。
「ダイニングレオ」では、どの料理もお母様の味が再現されており、中でも思い出の味であるお母様の“ちゃんぽん”が定番メニューとして提供され、人気メニューとなっています。

青木さんは「年内には子どもたちが自由に集まれる子ども食堂のような空間にしていき、ゆくゆくは子供たちにお弁当を届けていきたい」とおっしゃっていました。

お店の名前は…

「ダイニングレオ」という名前は、青木さんの愛犬である“レオくん”から名づけられました。
また、お店の看板に描かれているライオンは、実はライオンカットのレオくんの姿をモチーフにしているそうですよ。

宇部について

宇部市厚南出身の青木さんは、福岡、熊本、大阪と県外で生活したのち、宇部に戻られました。
都会の生活とは違い、宇部の人たちはみんなあたたかく、フレンドリーでお客様との話も弾むそうです。
自分が生まれ育った場所なので、宇部はとても落ち着く場所だとおっしゃっていました。

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筆者の気になる質問コーナー

手間をかけた野菜多めの家庭的な美味しいごはんを、リーズナブルな価格でおなかいっぱい食べられる「ダイニングレオ」。
食事を楽しむのもよし、悩み相談にいってもよし、青木さんの素敵な人柄があふれる温かい空間でした。
安心感のある雰囲気と、心のこもったおいしい料理を食べにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

店舗情報

店舗名	dining REO(ダイニングレオ)
住所	〒755-0045 山口県宇部市中央町三丁目14−25
営業時間	10:00～15:00
定休日	日曜、祝日（Instagramをご確認ください）
TEL	090-7541-0404
SNS	Instagram
取材日	2024年6月20日
駐車場	なし（近隣の有料駐車場をご利用ください）
うべとっぴん	https://ube-toppin.com/shop/3496/

※こちらの記事の内容は2024年7月18日現在の情報です。
　記事は内容、金額等変更の可能性があります。
　最新の情報についてはHP等でご確認、または、店舗等にお問い合わせください。