うべとっぴんプラスでよく読まれている記事 “厳選!よく使う「山口弁」一覧”
今回は第一弾でご紹介しきれなかった山口弁をご紹介していきます!
子ども達が使う身近なものから、若い人はなかなか使わないコアなものまでたくさんあって、まだまだ山口弁は奥深いです。
県外から山口県に移住して10年以上の筆者は、簡単な山口弁は使うようになりましたが、未だに聞き取れない方言がたくさんあります(笑)
全てはご紹介できませんが、Iターンで移住してきた筆者の視点でピックアップしていますのでぜひご覧ください!
日常でよく使われている方言
最初にご紹介するのは、山口の家庭ではよく使われていたり、子供同士でも使う方言です。
筆者も普段からよく子供たちに言っているものばかりです(笑)
かぶる
意味:「噛む」、「刺す」
「蚊にかぶられてぶちかゆい!」(蚊に刺されてとてもかゆい)
しゃんと
意味:「しっかり」、「キリっと」
「もうちょっとしゃんとしーや」(もうちょっとしっかりしなさい)
じらをくる
意味:「わがままを言う」、「駄々をこねる」
「そんなじらくったってお菓子買わんよ!」(そんなに駄々をこねてもお菓子買わないよ!)
かるう、かろう
意味:「背負う」、「かつぐ」
「はよ、ランドセルかるって学校いきー」(早くランドセル背負って学校行きなさい)
こそばい
意味:「くすぐったい」
「こそばいけぇ、やめーや」(くすぐったいからやめて)
いたらんこと
意味:「余計なこと」
「そんないたらんことしちゃいけんっちゃ」(余計なことしたらいけません)
よして
意味:(遊びに)「入れて~」
(鬼ごっこしている友達に向かって)「よ~し~て」
ちゃんこ
意味:「座る」(主に小さい子供に対して使う)
「ちゃんこしー」(座りなさい)
さんのーがーはい!
意味:「せーの!」(皆でタイミングを合わせるときの掛け声、荷物を持ち上げる時)
「この机、一緒に運ぶよー!」「さんのーがーはい!」
すいばり
意味:指などに刺さる木のとげ
「すいばりが刺さったけー取って!」
ぬくい
意味:「温かい」、「暖かい」
「ぬくいうちに、はよー食べて」(温かいうちに早く召し上がれ)
かわいい!?山口弁
「~ちゃ」「~ちょる」といった語尾がかわいいと言われる山口弁ですが、まだまだ可愛らしい方言があります。
すいい
意味:「酸っぱいこと」
「このみかん、ぶちすいい」(このみかん、すごく酸っぱい)
いがいが
意味:とげ
「そこの木はいがいががあるから気をつけーやー」
にゃー
意味:~しないと
「はよ掃除せんにゃー」(早く掃除しなさい)
あねー、そねー、こねー、どねー
意味:あんな、そんな、こんな、どんな
「あねーな事、知っちょる?」(あんな事知ってる?)
「そねーな事は知らんっちゃ」(そんな事、知らない)
「こねーな事、わからん」(こんな事わからない)
「どねーなっちょるん?」(どうなってる?)
上級者編
最後にご紹介するのは、お年寄りしか使わないコアな山口弁。
これを知っていればあなたも山口県民!?
びったれ
意味:「だらしない人の様」
「もーびったれなんじゃけー」(もーだらしないんだからー)
しろしい
意味:「うるさい」
「しろしーんじゃけー、しずかにしーや」(うるさいから静かにして)
しご
意味:下処理、下ごしらえ(料理)
「この魚しごーしちょってーや」(この魚、下処理しておいて)
まとめ
アメリカのニューヨーク・タイムズ紙が発表した「2024年に行くべき52カ所」で、山口市が3番目に選ばれたこともあり、山口県に興味を持ち、観光に訪れる方が増えることが期待されています。
山口弁を知っていれば、ネイティブな言語で会話が弾み、観光が楽しくなること間違いなし!
会話から山口の魅力を発見してみませんか?