常盤通りでハイハイレース&モルック大会&スケボー体験会を開催。宇部を盛り上げたい!想いに密着。

常盤通りで9月23日~10月22日まで約一か月間行われた「ときわいこっと。3」。
今年も中心市街地のにぎわい創出のため、市内の団体やお店にもご協力いただき、日常的にイベント等が開催されました。
その中でも今回は子供を中心に開催されたイベントをご紹介します。

目次

みんなが笑顔になる赤ちゃんハイハイレース

9月30日に、常盤通りに設置された芝生スペースで「赤ちゃんハイハイレース」が開催されました。
30組の親子が参加し、ハイハイレースの様子をプロのカメラマンに撮影してもらうイベントです。

勢いよくスタートする赤ちゃんもいれば、その場を動かない赤ちゃんも。

可愛らしい様子に道行く人も足を止めて見入っていました。

主催者の山本真里奈さん

主催した山本真里奈さんは現役保育士で、休日にイベント等で子供服の販売やハイハイレースなどの子供向けのイベントを開催されています。

nishida

ハイハイレースなどイベントをされるようになったきっかけは何ですか?

山本さん

子育てする中でたくさんの幸せな瞬間があり、その一瞬一瞬を大切に刻んでほしいという思いからイベントを始めました。

nishida

ハイハイレースと写真撮影がセットのイベントはとても人気ですね。
私も子供が小さいときに参加したかったです!

山本さん

私自身子育てする中でハイハイ期は、今思うと一瞬でした。
歩き始めたらもうハイハイを見ることができません。
「そんな大切な瞬間を写真に残してほしい」という思いを込めて開催しています。

nishida

常盤通りで開催してみていかがでしたか?

山本さん

空も広く気持ちの良い風の中、開催できてよかったです。

nishida

宇部にはどんな想いがありますか?

山本さん

生まれも育ちも宇部市、大好きな宇部市です。
育ち、学んだ市に恩返しが出来ればという思いもありながら活動をしています。

nishida

今後やりたいことや、展望などありましたら教えてください。

山本さん

親子の笑顔がたくさん生まれる活動をこれからも考えて開催していきたいと思います。
また保育士の経験を活かし、子供の成長で大切な事を私なりの伝え方で広めていけたらと思っています。

イベントに来られた親子からは、「外でのハイハイレースは新鮮だった!」「風が気持ちよくてよかった」等の感想が寄せられ、楽しんでおられた様子でした。
山本さんが運営する子供服のオンラインショップや、イベントへの出店情報、赤ちゃん・子供向けのイベント開催情報については、Instagramをご覧ください。

子供から大人まで楽しめるニュースポーツ「モルック」

10月14日には芝生スペースで「こども向けモルック大会」が開催されました。
「モルック」とはフィンランドの伝統的なゲームを元に考えられた、老若男女が楽しめるアウトドアスポーツです。
今回は、親子でチームとなって参加していただきました。
練習した後に、実際に親子対抗でミニ大会を行い、点数を競って楽しみました。

*モルックのルール…離れたところから木の棒(モルック)を投げて倒れた木のピン(スキットル)の内容によって得点を加算していき、先に50点ピッタリになるまで得点した方が勝ち!

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一般社団法人 日本モルック協会 フィンランドのスポーツ「mölkky」の振興を目的とした団体です。

主催はモルック好きな学生と社会人グループ「しゅりんぷズ」

主催したのは山口大学の学生と社会人で構成されたモルックチーム「しゅりんぷズ」の4人です。
普段はモルックの練習をして大会に出場したり、子供向けの体験会を開いたりしています。
メンバーの辻辺 貴晃さんに話を聞きました。

nishida

モルックを始めたきっかけは何ですか?

辻辺さん

子供の頃からスポーツが大好きで、何かチームでできるスポーツで大会に出たいと思っていました。
宇部市のホームページなどを検索していて「モルック」の大会を知り、友人に声をかけてチームを作り、やっているうちにどんどん面白くなってきたんです。

nishida

子供向けの体験会を始めた理由は何ですか?

辻辺さん

僕自身、小さいころから野球やサッカーなどやっていてすごく良い体験になっているので、子供達にも色々なスポーツに触れてほしいなと思ったことがきっかけです。

nishida

モルックは幅広い年齢の方ができるスポーツですね?

辻辺さん

体験会では、1歳くらいのお子さんから60代以上の方も参加されます。
激しい動きがないので運動が苦手な方、年配の方、どなたでも楽しめますよ!
本格的に点数を競う大会もスリルがあり面白いです!

nishida

常盤通りでモルックをやってみていかがでしたか?

辻辺さん

モルックの大会は普段は郊外でやることが多いので、街中でできたことがとても新鮮でした。

nishida

今後の展望などありますか?

辻辺さん

依頼があれば、これからも体験会を開いていきたいですね。
このような活動で地域に貢献できればうれしいです。

体験会の開催依頼など、気になることがありましたら「しゅりんぷズ」にメールでお問い合わせください。
shrimps.molkky@gmail.com

普段の活動はX(旧Twitter)で見ることができますので、のぞいてみてくださいね!

スケボーの面白さを広めたい!「LHF」

10月14日と15日、22日にはボスティビルド前のアーバンスポーツエリアでスケボー体験会が開催されました。
このスケボー体験会は昨年の「ときわいこっと。2」でも開催され、今年で2回目になります。

体験会は無料で、下は3歳から小学生のお子さんまで、楽しく体験していました。

主催はスケボースクールを開催している「LHF」の皆さん

主催したのは、定期的にスケートボードスクールを行っている「LHF」の皆さんです。
普段は宇部市内を中心に月に一回スクールを行っていて、依頼があればイベント等でも体験会をしています。

「ときわいこっと。3」では、建築関係に従事しているメンバーたちがミニランプを作り、ボスティビルド前の副道に設置して、期間中、一般の方がいつでもスケボーができるようにしていました。
メンバーの小林克紀さんに話を聞きました。

nishida

どういう想いでスクールや体験会を開催しているんですか?

小林さん

宇部市は気軽にスケボーができる場所がないので、スキルが高い人達が市外で練習している状況です。
そんな人たちの練習場所を確保して地元でスキルを上げてもらい、また一般の方にもスケボーに触れるきっかけができればいいなと思い開催しています。

nishida

「ときわいこっと。3」に参加されていかがでしたか?

小林さん

普段、街中でスケボーできる機会はないので、たくさんの人に見てもらえてうれしいですね。
私たちにとっては最高のロケーションで、こういう場所でできるのがすごくうれしいんです。
これを楽しみにしている人や子供達もいるので、開催できてよかったです。

nishida

これからの宇部市に期待することは何ですか?

小林さん

今後、恩田運動公園がリニューアルされ、その一部にスケボーパークが整備されると聞いていますが、スケボーに限らずアーバンスポーツができる場所をもっと増やしてもらえたらうれしいですね。
スケボーって意外に硬派なスポーツなんですよ!
努力して技を磨く事でスケーター同士が年齢、性別関係なくリスペクトしあえる所が最大の魅力です。

今後のスクール開催情報などはLHFのInstagramで見ることができますので、ぜひのぞいてみてください。

まとめ

みなさんのお話を聞いてみて、ジャンルは違えど、宇部に対する想いがあり素敵だなと感じました。
ハイハイレースを主催した山本さんからは最後に「育った街でイベント主催できた事、本当にうれしく思います。常盤通りの発展を心よりお祈りします」とメッセージを頂きました。
ここ最近では人通りも少なく寂しさを感じる常盤通りですが、日常的に人が集いにぎわう通りになるよう、「にぎわい宇部」としても、今回ご紹介したような想いのある方達と力を合わせながらイベント等を企画・サポートしていきたいと感じました。

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この記事を書いた人

宮崎県出身で、宇部市に移り住んで10年になります。
3児の母で毎日奮闘中!好奇心が強く新しい場所、人に会うのが大好きなので、毎回の取材が楽しみです。まだまだ宇部の知らない所を発見して、ワクワクを届けられるように頑張ります。

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