株式会社アースクリエイティブ(以下、アースクリエイティブ)は、浄化槽の維持管理や廃棄物の収集、リサイクルなど幅広い事業を通して、地域の暮らしと環境を支えている会社です。
今回は食品リサイクルセンター「きららエコフィード」を中島専務と竹村部長にご案内していただき、普段なかなか見ることのできない現場の様子とともに、アースクリエイティブの仕事や想いについて取材しました!
会社の歴史

アースクリエイティブは、1957年に個人創業した後、1963年に「有限会社 宇部衛生工業社」として業務を拡大して以来、浄化槽の維持管理を通して地域の衛生環境の保全を支えてきました。
その後、時代の変化や地域のニーズに応える形で“資源循環”分野へと事業展開し、2012年に現在の「株式会社アースクリエイティブ」に社名を変更。
経営理念である「世のために地球環境の創造に挑み、人のために循環社会の環を創造する」に基づき、グローバルな環境から身近な環境まで幅広く見据え事業に取り組んでいます。
事業内容




- 浄化槽維持管理
- 給排水設備工事
- 食品リサイクル(家畜用エコ飼料)
- 廃プラリサイクル(破砕・油化・圧縮)
- 一般・産業廃棄物収集運搬・処分
- 廃食油のリサイクル
- バイオガス
- 機器販売・サービス
現在では、浄化槽の清掃等の維持管理をはじめ、廃棄物の収集・運搬・処理、リサイクル事業などを幅広く手がけ、地域の暮らしや企業活動を支える社会インフラとして欠かせない存在となっています。
食品やプラスチック、廃食油などの資源を再活用する取り組みなど、SDGsの推進にも積極的に取り組んでいます。

また、企業向けの産業廃棄物・事業系ごみの回収だけでなく、一般家庭から出る不用品や粗大ごみなど廃棄物の回収にも対応しています。
台所やトイレなど排水管の詰まり対応や、水漏れ補修から水回りのリフォームも行っています。

このように事業が広がってきた背景には、お客様や地域から寄せられる声がありました。
中島専務お客様からの「これを何とかできないか」という相談やニーズに向き合い「自分たちにできることはないか」と考え、応えてきたことが新たな事業へと繋がっています。
施設を見学できる!

アースクリエイティブでは、学校や企業、団体などを対象に、リサイクル施設の見学や視察の受け入れを行っています。
普段はなかなか見ることのできない設備や処理工程を間近で見ながら、廃棄物がどのように新たな資源へと生まれ変わり、再び社会の中で活用されていくのかを学ぶことができます。
今回は実際に見学させていただき、アースクリエイティブが取り組む「循環」の現場を見てきました!
食品廃棄物が飼料に!「食品リサイクルセンター」

アースクリエイティブの食品リサイクルセンター「きららエコフィード」は、宇部テクノパーク内(宇部市大字山中)にあります。

食品リサイクル法に基づく登録再生利用事業者として、スーパーやコンビニの期限切れ商品、食品工場などから出る事業系の生ごみ、市内の学校給食の残飯などを回収し、家畜用のエコ飼料へとリサイクルしています。

一日に運ばれてくる廃棄物の量は約8トン!
「食品廃棄物」と聞くと、食べ残しをイメージするかもしれませんが、製造過程で出る食品の切れ端や規格外品、売れ残った食品など、その種類はさまざまです。

これらを選別や加工、乾燥などの工程を経て、豚の飼料となる「きららミール」へと生まれ変わらせています。
製造工程では、たんぱく質やでんぷん、糖質などの変質を抑えることで、栄養価を保ちながら、ミネラルを豊富に含む飼料を生産しています。

今回、工場見学を案内してくださったのは、リサイクル部 部長の竹村貴昭さん。
こちらの食品リサイクルセンターには、社会科見学で地域の小学生が訪れることも多いそうです。
実際に運び込まれた大量の食品廃棄物を目の前にすると、その量に驚く子どもたちも多いのだとか。

今でこそ「食品ロス」や「SDGs」という言葉が広く知られていますが、アースクリエイティブでは約20年前から食品リサイクルに取り組んできました。
海外からの輸入に頼る飼料を地域で生み出すことで、資源が地域の中でめぐる本当の意味での「地産地消」につなげています。
その他の施設

そのほか、使用済みの食用油をバイオディーゼル燃料(BDF)へと再生する施設もあります。

食品工場や飲食店などから排出される廃食油(使用済み天ぷら油)を、高品質なバイオディーゼル燃料(軽油相当)にリサイクルしていて、ときわ公園の清掃車などに使用されています。

また、食品トレーやビニール袋などの廃プラスチックを細かく破砕し、再資源化につなげる施設も見学することができます。

破砕された廃プラスチックはそのまま原料として使用されたり、再生油に生成し、ボイラーの燃料としても販売されたりと、それぞれの特性に合わせて新たな資源へと生まれ変わっています。
働く人のやりがい

この仕組みを365日24時間支えているのは、そこで働く社員の皆さんです。
施設では日々さまざまな設備が稼働しているため、時には機械の不具合やトラブルが発生することもあります。
社員の皆さんは、機械や電気、溶接など幅広い知識や技術を身につけ、国家資格等、必要な資格を取得しながら、自分たちで対応できる力を培っているそうです。

また、回収される食品廃棄物は毎日同じものではなく、種類によって水分量や成分も異なります。
そのため、状態を見ながら原料の配合などを調整し、安定した品質の飼料をつくる必要があります。
竹村さん日々起こるトラブルや、原料に合わせた調整などに対応しながら、安定した製品をつくり出せたときにやりがいを感じます。
また、見学に来られた皆さんに、自分たちの仕事を知ってもらえることもうれしいですね。
中島専務「廃棄物を処理する仕事」と思われがちですが、私たちの仕事は、それだけではありません。
廃棄物から新たなものを生み出し、それを社会の中で循環させていく。
自分たちの仕事が社会の役に立っていると感じられることに、大きなやりがいがあります。

一方で、廃棄物を扱う仕事には、どうしてもマイナスなイメージを持たれがちだといいます。
だからこそアースクリエイティブでは、職場の清潔感を保つことはもちろん、福利厚生の充実などにも力を入れ、社員の皆さんが気持ちよく働ける環境づくりを大切にしています。
技術を活かした新たな挑戦

現在、新たに研究を進めているのが魚の飼料や養殖です。
養殖魚の飼料には「魚粉」が多く使われていますが、水産資源の減少が課題となる中、魚粉に代わる新たな飼料の開発を鹿児島大学水産学部との共同研究で進めています。

飼料づくりと水処理の技術を活かし、敷地内では開発した飼料を実際に魚に与えながら、養殖にも挑戦しています。
これまで積み重ねてきた技術がつながり、また新たな循環を生み出そうとしています。
循環社会を目指して
今回の取材を通して印象に残ったのは、アースクリエイティブが、ただ廃棄物を回収・処理するだけでなく、地域の困りごとに向き合い、そこから新たな価値を生み出していること。
その取り組みの一つひとつに「循環社会の環を創造する」という理念が息づいていることを感じました。
アースクリエイティブのホームページではより詳しく事業内容を掲載していますのでぜひご覧ください。
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※株式会社アースクリエイティブは「まちづくりサポーター」として、弊社のまちづくり活動にご協力いただいています。

まちづくりサポーターについてはこちらをご覧ください↓

会社情報
| 会社名 | 株式会社アースクリエイティブ |
|---|---|
| 住所 | 〒755-0091 山口県宇部市大字上宇部2842番地30 |
| TEL | 0836-43-6112 |
| HP | https://www.earth-creative.co.jp/ |
| SNS | |
| 取材日 | 2026年9月7日 |
| 駐車場 | あり |
※こちらの記事の内容は2026年9月25日現在の情報です。
記事の内容は変更の可能性があります。
最新の情報についてはHP等でご確認ください。

