『いい一日に、もう少し幸せをプラスするお手伝いが出来たらうれしい』
そう話してくれたのは、中央町に2024年6月にオープンした「Gelateria Yawn(ジェラテリア ヨウン)」の店主さん。
このお店は、15:00~23:00まで営業していて、忙しい日々の中で、ほんの少し特別な時間を提供してくれます。
仕事を頑張った帰り、外食の帰りや飲み会の後、無性に甘いものが食べたくなる時はありませんか?
今回は、そんな時にぴったりな、美味しいジェラートを夜遅くまで楽しめるお店を取材しました。
ゆったりとした街角で見つけた
お店は宇部新川駅から徒歩約6分、中央町一丁目の平和通りの交差点にあります。
白を基調とした温かみのある外観に味のある店主手書きの『OPEN』の看板がおしゃれで目を引きます。
テイクアウトのみですが、店舗の外にテーブルやベンチが置かれており、心地よい風が吹き抜けるこの場所で食べる冷たいジェラートは格別です。
店舗前には大きなくすの木があり、自然と調和するゆったりとした空間にひかれて、この場所に店舗を出そうと決めたそうです。
歩道に置かれたテーブルやイスは(歩行者利便増進道路制度利用)お客様以外の方にも自由に使ってほしいと思っておられ、座った時に『ここにジェラート屋さんがあったんだ』と新たな発見をしてもらえたらうれしいとおっしゃっていました。
店内は、グレーを基調としていて、カウンターとショーケースが並ぶシンプルなレイアウトです。
おやつの時間に食べるのはもちろん、外食や飲み会の帰りの締めジェラートとして楽しむこともできます。
夜に食べることも考えて、なるべくあっさりしていて食べやすい味にこだわっているそうです。
毎日変わるメニュー
ショーケースに並ぶジェラートは毎日異なる味が10種類あります。
どれも着色料を極力使わず、優しい自然の色を生かしています。
ジェラート価格表 | ||
シングル | ダブル | |
カップ (Sサイズ) | 390円 | 550円 |
カップ (Mサイズ) | 480円 | 680円 |
コーン | 420円 | 580円 |
お持ち帰り | 390円 | ー |
カップは、SサイズとMサイズがあり、シングルとダブルからお選びいただけます。
コーンもあり、食べ歩きにもぴったりです!
また、お持ち帰りも可能です。
店内のボードに掲載されているメニューからお選びいただけます。
有料ですが、保冷剤付きの保冷バックも用意されているので、遠方までお持ち帰りされる方にも安心してご利用いただけます。
人気メニューベスト3
日替わりのフレーバーにはミルクやチョコレートなどの定番から、夏はスイカやメロンといったフルーツ、カルアミルクやバジルなど少し変わったフレーバーもあり、カシスオレンジやシトラスソルベなどのシャーベットもあります。
その中でも人気のベスト3をご紹介します。
No.1 ピスタチオ
一番人気はピスタチオ。
店主さんが、食べながら自分が一番おいしいと思うまで試行を重ねてできた味だそうです。
ピスタチオのペーストをそのまま練りこんでいるので、スプーンですくうと、ピスタチオがふわっと香ります。
味は優しくさっぱりとしており、とても食べやすいです。
No.2 グァテマラコーヒー
グァテマラコーヒーは店主さんが一番おすすめのフレーバー。
地元のコーヒー店「メープルコーヒーロースタリー」さんに焙煎していただいたコーヒー豆をたっぷりと使っています。
直前に挽いた豆を、そのままジェラートに練りこんでいるので、コーヒーの香ばしさが口いっぱいに広がります。
甘さ控えめなので、コーヒーのほろ苦さが楽しめます。
No.3 ミルク
定番のフレーバー、ミルク。
濃厚でまろやかながら後味はさっぱりしていて、「もう一口!」と止まらなくなる美味しさです。
どのフレーバーとも相性バツグンで、ダブルを頼む際、ミルクと別のフレーバーを頼む方も多くいらっしゃるのも納得です。
ミルクのフレーバーはシャーベット以外のすべてのジェラートの基礎になっている重要なもの。
店主さんは政策過程で一番苦労した味だと語ります。
試作を繰り返す中で、ぼそぼそになったり、かたくなってしまったりと何度も試作を繰り返してやっと完成した味だそうです。
人気の頼み方は…?
一番人気の頼み方はSサイズのダブル。
どれも美味しそうで一つに絞れない筆者もダブルを頼みます!
自分が食べてみたい組み合わせももちろんですが、店主さんにおすすめの組み合わせを聞くのも新しい発見があって楽しいですよ!
試行錯誤の末にたどり着いた美味しさ
店主さんは、前職で洋菓子を販売していましたが、夏場の売上が思わしくなく、ジェラートを始めてみたいと考えたそうです。
以前ジェラート店を経営していた方に作り方を教えていただき、思い描いた味に到達するまで何度も試行錯誤を重ねました。
自分のお店を持つようになり、納得できる味をショーケースに並べてみたものの「これでよかったのか、大丈夫だろうか」と不安だったそうですが、「美味しかった!」と何度も足を運んでいただけるお客様の声が大きな励みになっていると語ります。
また、ジェラートは女性が好きなイメージがありますが、男性一人でも来店してくださる事もあり、どんな方でも気軽に足を運んでいただけることがうれしいと、笑顔でお話しくださいました。
定番のフレーバーも開店の時から少しずつ味が変わってきています!
今後も日々改良を重ね、進化していくジェラートを楽しんでいただけたらと思います。
筆者の質問コーナー
『Yawn(ヨウン)』という名前の由来を教えてください
『Yawn(ヨウン)』は英語で「あくび」という意味です。
夜遅くまで営業しているので、あくびをしながらのんびりと楽しんでいただけたらという思いがあります。
また、あくびが人から人にうつるように、ジェラートも人から人へ繋がってほしいという願いも込めています。
夜までの営業にぴったりな素敵なお名前ですね!
冬でもジェラートを販売する予定はありますか?
はい。「このお店、冬でもジェラート売ってるんだ!」と笑ってもらえるくらいに、身近に感じていただけたら嬉しいです。
冬限定の美味しいフレーバーも作る予定ですので、ジェラートで冬の味覚を楽しんでいただければと思います
宇部のおすすめスポットがあれば教えてください
どちらも自然が多くてお散歩にはぴったりのスポットですね!
最後に、お客様にメッセージをお願いします。
本当に素敵なお客様に恵まれていて、大変ありがたいです。
飲み会などで楽しいお酒を飲んだ帰りにのんびり立ち寄ってもらえたらうれしいです。
仕事で疲れた日にも、楽しい一日の締めくくりにも、日々の生活に少しだけ特別な瞬間を添えるジェラートを、ぜひ一度味わってみてください。
店舗情報
店舗名 | Gelateria Yawn (ジェラテリア ヨウン) |
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住所 | 〒755-0045 山口県宇部市中央町一丁目6-33 |
営業時間 | 15:00~23:00 (売り切れ次第終了) |
定休日 | 木・日曜 |
TEL | 0836-55-7737 |
SNS | |
取材日 | 2024年8月6日 |
駐車場 | 店舗横1台あり |
うべとっぴん | https://ube-toppin.com/shop/3529/ |
※こちらの記事の内容は2024年8月23日現在の情報です。
記事は内容、金額等変更の可能性があります。
最新の情報についてはHP等でご確認、または、店舗等にお問い合わせください。