このサイト名の「とっぴん」は実は山口県宇部市の方言が由来になっています。
「早く」という意味で宇部市の情報を早く伝えたいと思い名付けました。
この言葉以外に生まれも育ちも山口県の私が日頃どのような山口弁を使っているかをご紹介します。
この記事を見れば山口弁が使えるようになるかも?
大好評により第2弾作成しました!
使用頻度が高い!TOP10
わや
意味:「やばい」、「めちゃくちゃ」
「昨日財布落としたんだよね…」
「わやじゃ」
ぶち
意味:「とても」
これは広島県などでも使われている方言です。
「ぶち美味しい」(とても美味しい)
~ちょる
意味:語尾に使用
「明日飲み会があるって知っちょる?」
話すときは親しい人には「知っちょお?」と砕けた言い方もします。
~そ、~ほ
意味:語尾に使用
東部では「~そ」、西部では「~ほ」がよく使われている気がします。
「知らんそ?」(知らないの?)
「そうなほ」(そうなんだよ)
~ちゃ
意味:語尾に使用
「昨日大変だったって?」「それっちゃ!」
やけぇ、じゃけぇ、~やけん、~じゃけん
意味:「だから」
東部では、「じゃけぇ」、「~じゃけん」を使うことが多い気がします。
「明日健康診断やけん、ご飯食べれんそ」(明日健康診断だから、ご飯食べられない)
~しまー/~しまーや
意味:「~するのやめる」/「~するのやめようよ」
「行かまー」(行くのやめる)
「今から雨降るんて」
(今から雨が降るんだって)
「えー。なら出掛けまーや」
(出掛けるのやめようよ)
かやす
意味:「ひっくり返す」、「こぼす」
倒した物に対しても、中身にも両方で使えるので万能です。
「バケツかやしたらいけんよ」
(バケツひっくり返したらいけないよ)
「みそ汁かやした!」
(みそ汁こぼした!)
たう
意味:「届く」
否定語は「たわない」、「たわん」です。
「あの棚にたう?」「たわん」
はー
意味:「もう」
「あんたは手伝いもせんし勉強もせんでだらしない」
(手伝いもしないし勉強もしないでだらしない)
「はーもうええっちゃ!」(もういい!)
標準語の意味と勘違いしてしまう方言TOP4
なおす
意味:「片づける」
「直す」や「治す」という意味で標準語では使われていますが、山口県では「片づける」という意味でも使います。
「実験器具をなおしました」
(実験器具を片づけました)
私が学生の時に東京出身の先生が生徒からこう言われ、壊したのを直したと勘違いしたと聞いたことがあります。
やぶける
意味:「壊れる」
「服がやぶけた」という使い方もしますが、こちらでは機械などが壊れたときにも使います。
「パソコンがやぶけた」
(パソコンが壊れた)
みてる
意味:「なくなる」
「見てる」のようですが、イントネーションも違い「み↓て↑る→」という感じです。
「醤油がみてた」(醤油がなくなった)
えらい
意味:「疲れる」、「具合が悪い」
「偉い」と勘違いすると意味が全然違うので、山口県以外だと気を付けないといけないですね。
「マラソンとかえらい」
(マラソンとか疲れる)
「あの人えらそうじゃない?」
(あの人具合悪そうじゃない?)
意味が分かりにくい方言TOP3
はぶてる
意味:「すねる」、「不機嫌になる」、「怒っている」
「何はぶてちょるん?」(何怒ってるの?)
いらう
意味:「触る」
「それいらっちゃいけんっちゃ!」
(それ触ったら駄目だって!)
びっしゃこ
意味:ずぶ濡れ
「雨がザーザーでびっしゃこになった」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ドラマ「ファーストペンギン」で舞台が山口県だったこともあり、聞いたことがある方言も多かったかもしれません。
これを機に地元民が話す山口弁を聞きに来ませんか?