「piccoro coffee」|仕事前にちょっと一息つけるコーヒースタンド

宇部市にお勤めの方で、仕事前に本格的なコーヒーを飲みたいとお考えの方もいるでしょう。
そんな方にぜひ立ち寄って欲しいコーヒースタンドが中津瀬神社の近くにできました。
お店の名前は「piccoro coffee(ピッコロ コーヒー)」。

会話と美味しいコーヒーとが楽しめる店piccoro coffee(ピッコロ コーヒー)、今回は店主である宮﨑栄二(みやざきえいじ)さんにお話をうかがいました。

目次

お客様の居場所を提供。コーヒースタンド「piccoro coffee」ってどんなところ?

コーヒースタンド「piccoro coffee」は、2022年10月22日にオープンしました。
宮﨑さんはお店の定休日に、福岡で整体師をしています。
宇部でお店を始めたのは、コロナウイルスの流行を経験したことが関係しているそうです。

この経験から、整体師として仕事を1つに絞ることに危うさを感じた宮﨑さん。
そこから、コーヒースタンドを始めようと思い立ったということでした。

「piccoro coffee」は青を基調とした店内外のデザインがおしゃれ!

まずは、お店の外観や店内の様子をご紹介します。
ファサードは青い看板に青白のストライプ柄のオーニングで、ヨーロッパのお店にありそうなおしゃれで可愛い外観が魅力的です。

そして、青を基調とした店内では、カウンターに2席、またスタンド席が2カ所あります。
席数を少なくすることで、1人でも入りやすいようにしているとのことでした。

お店を始めた理由とは?

宮﨑さんは、昔から海外が好きで、若いころから何度も海外で旅をしているそうです。
長い時には、数か月間も滞在することも。
ヨーロッパに行くことが多く、旅先ではコーヒースタンドに立ち寄って、一日の計画を考えたり情報収集したりするのが習慣でした。

海外のコーヒースタンドは一期一会、その場であった色んな人と話すことができます。
そういった経験から、宇部でも色んな人に会える場所を作りたいと思ったそうです。

なぜ宇部でお店を始めたのかというと、それは宮﨑さんが宇部出身だからです。
子供の頃、新天町近くで育った宮﨑さんは、新天町の活気がなくなることが寂しいという想いから、今の場所にお店を出したとおっしゃっていました。

朝6時から開店する理由とは?

宮﨑さんは海外のコーヒースタンドを意識して朝6時からお店を開けています。
海外では、朝早い時間に開店して昼過ぎにお店を閉め、閉店後に自分の時間を楽しんでいる方が多いそうです。

海外での旅の経験を通して自分の時間を大切にしている人たちと出会い、仕事だけでなく自分の時間も大切にしたいという想いから平日は6時~14時、土曜日は8時~16時で営業をされています。

お店のコンセプト

お店のコンセプトは、「すきま時間に立ち寄ってもらえる場所」です。
社会人の方々に朝のちょっとしたすきま時間に利用してもらいたいと思っています。

一息つきたいときに、立ち寄りたいお店ですね。

子どもから年配の方まで楽しめるお店。海外の方が来ることも

お店には小さな子どもから90歳の年配の方まで幅広い年齢層の方が訪れます。
また、外から店内が見えるオープンな雰囲気は、海外の方からも人気が高く、海外風の雰囲気に懐かしいと言っていただけることも多いそうです。

お客様に寄り添った商品を揃える「piccoro coffee」のメニュー

piccoro coffeeでは、山口県宇部市のコーヒー豆の焙煎店「WAVES COFFEE」さんから仕入れた2種類の豆をいつも準備しています。
どちらの豆にもそれぞれの良さがあるため、その時の気分に合わせて豆を選ぶのがおすすめです。

ドリンクの他にも、宮﨑さんお手製のクロワッサンやエッグタルトなどがショーケースに並んでおり、どれもお手軽な価格で提供されています。
フードメニューは子どもが買いやすいような値段設定にしているそうです。
閉店間際にお店に行くと売り切れていることが多いので、フードも買いたいという方は早めの時間にお店に行くことをおすすめします。

こだわりのエスプレッソコーヒーには、砂糖をたくさん入れて飲むのが本場イタリア流。
筆者はカップの底に砂糖の山ができるぐらいたくさん入れて、じゃりじゃり食べるのがお気に入りです。

「宇部の子どもたちを支援していきたい」という宮﨑さんの想い

幼い頃、父親や兄弟が早くに亡くなり、母親が一生懸命働いて自分を育ててくれたというご自身の経験から、ひとり親の家庭に対してサポートできる何かが、この町にあってもいいのかと考えているそうです。

また、このような幼少期の経験から自分のできる形で地元の子どもたちを支援したいと話してくださいました。
例えば、母の日にはドリンクをサービスする等のささやかな支援になる取り組みを考えているとのことでした。

自分らしくいられる「piccoro coffee」に足を運んでみては?

宮﨑さんは、自身の経験から「自分らしく自分の時間を大切にする」ことを軸に過ごしていることが、お話をしていて伝わりました。
取材を通して、筆者も「自分の時間」の使い方を見つめ直すきっかけを得ることができました。
皆さんもpiccoro coffeeへ立ち寄って、ちょっと一息ついてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

店舗名 piccoro coffee(ピッコロ コーヒー)
住所 〒755-0029
山口県宇部市新天町二丁目7-20
営業時間 火曜~金曜:6:00~14:00
土曜・祝日:8:00~16:00
定休日 日・月曜日
TEL なし
SNS Instagram
取材日 2023年1月4日
駐車場 なし

※こちらの記事の内容は2023年2月7日現在の情報です。記事は内容、金額等変更の可能性があります。
 最新の情報についてはHP等でご確認、または、店舗等にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

学生時代は北九州を拠点として、地域創生やSDGsについて学びながら街を奔走していた文系女子。
1人でカフェや居酒屋に行くのが大好きで、学生時代に、学校よりカフェにいる時間の方が長かった時期もあったとか無かったとか。
好奇心旺盛で基本的にNGが無いという強みを活かして、皆さんに宇部の「ディープで面白い」部分をお届けしていきたいです!

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