ラノベを楽しめる「カフェ GAGAGA」お得なランチプレートや福井県の名物スイーツが人気

2023年11月に宇部市寿町にオープンした「カフェGAGAGA」。
県内では珍しいラノベ(ライトノベル)をテーマにしたカフェで、お手頃なランチプレートや県内では珍しいスイーツなどを提供しています。
本記事では、ラノベの魅力にハマり、カフェまで開いた店主にその経緯などお話を聞いてきました!

目次

「ラノベ」が楽しめるカフェ

店内は木のぬくもりも感じるあたたかな雰囲気。

電源が使える席もあり、学生さんが勉強されることもあるそうです。
店内ではフリーWi-Fiも使用できます。

カフェの一角にはラノベコーナーが設けられており、小説やグッズなどが並べられ自由に閲覧することができます。
「ライトノベル」通称ラノベとは、主に若者を対象にしているエンタメ小説のことで、 表紙のイラストや挿絵に興味を持つことでとても読みやすく感じられることが特徴です。
店主の吉岡裕文さんは、小学館の「ガガガ文庫」のファンで、サイン入りの本や出版社の方からのお店へのメッセージなども飾られています。

うれしい低価格設定のメニュー

食事はプレートメニューと単品メニューがあり、デザートやドリンクも豊富です。
注文とお会計を先に済ませてから席につきます。
うれしいのは、全て低価格設定!
リピートしやすい価格設定のため、気軽に来店できそうです。

具沢山の豚汁の日↑

特に人気なのは「GAGAGAプレート」600円。
サラダと特製ピラフ、一品料理がプレートに乗っていて、コーヒーか紅茶付きでこのお値段はお得!

魚介と根菜たっぷりのクラムチャウダーの日↑

ピラフと一品料理は日替わりのため、毎日利用されるお客様もいらっしゃいます。
優しい味に仕上がっており、近所の方もよく利用されているそうです。

GAGAGAならではのデザートやドリンク

山口県では珍しいスイーツ

吉岡さんが好きなラノベは福井県が舞台ということで、福井県で有名なスイーツを取り寄せており、店内で食べられるのは山口県ではここだけです。
福井県では、冬にこたつで食べる水ようかんがスタンダードのようで、冬季限定で販売されているものを取り寄せています。

吉岡さんが惚れ込んだ「えがわの水羊かん」は、本社に何度も足を運び、お店で販売する許可を得たそうで、福井県から直送されます。
上品な甘さであっさり、つるんと食べられます。
店内では1人前300円で提供されていて、お持ち帰りは1箱800円で購入できるそうなので、手土産にも喜ばれそうですね。

また、福井県に本社がある人気スイーツ「ラニーチーズサンド」も食べることができます。
店内ではドリンクとセットで提供されています。
※お持ち帰りはできません。
福井県の銘菓羽二重餅が使われた和洋折衷のスイーツ、こちらもおすすめです。

自家製デザート

自家製デザート「負けヒロインのほろにがチーズケーキ」も人気の一品。
ラノベにちなんだ商品名もこのカフェならではです。

バラエティ豊富なドリンクメニュー

お客様が自分で淹れるコーヒー「ガガガんばるコーヒー」や、吉岡さんが目の前で点てる抹茶(もれなく店主の小粋なトーク付き)など、クスっと笑えるメニューもありますよ。

「ガガガんばるコーヒー」と「負けヒロインのほろにがチーズケーキ」、「山口野菜インサラダボウル」は、親交のある小学館の岩浅健太郎副編集長が名付けてくれたそうですよ!

店主の吉岡裕文さん

店主の吉岡裕文さんは、山陽小野田市出身。
約15年前に上京し、カフェ、フレンチレストランを経た後、銀座の和食店で約6年店長・GMを務めました。
その後、福井物産展なども手掛けていた時にラノベと出会いました。
物産展の会場に展示されていた、福井を舞台にしたラノベ“千歳くんはラムネ瓶のなか”がきっかけで、一気に魅力にはまった吉岡さん。

あるラノベ一文にある『みんなが幸せに笑っていられる最高に馬鹿馬鹿しくて楽しいだけのラブコメ』に感銘を受け、同じ事をカフェでもできないかと思いUターンして独立する事を決意しました。
帰省した際に、寂れた商店街を見てショックを受けたこともあり、街の活性化にも役立ちたいと思い、寿町での出店を決めました。

nishida

ラノベカフェを通してお客様に伝えたいことはありますか?

吉岡さん

自分自身、ラノベをきっかけに、楽しさを追求した仕事をしたいと気づきカフェをオープンできました。
ラノベにも色々なジャンルがありますが、しっかり世界観があって読み応えがありますよ。
ぜひ手に取ってもらって人生が楽しめるようなきっかけになればうれしいです。

自然と人が集まるカフェ

出店を決めてから開店するまでの6ヶ月間、飲食業には従事していたものの、一人で開店準備をするのは大変だったとのこと。
それでも、たくさんの人に協力・励ましていただき、開店にこぎつけました。
開店してからも商店街の方が足を運んでくれたり、早くも常連さんが出来たりとお店はにぎわいを見せています。

nishida

カフェを開いてよかったことは何ですか?

吉岡さん

スマホ時代の中、色んな人と触れ合えるのはやっぱりいいなと感じました。
「人と人との触れ合いって楽しい」と改めて実感できるようなカフェにしていきたいですね。

吉岡さんはスタッフとともに、「来てくれる人をあったかい気持ちにしたい!」をモットーに接客をされています。
気軽に入れて、吉岡さんの明るい雰囲気に元気をもらえるカフェなので、ぜひ足を運んでみてください!

今後の展望

最近では、Xで情報を知ったファンが東京から来店し、写真や動画を撮ったりして楽しまれたそうです。
今後は、ラノベを通して出会った方や、出版社の関係者の方を招いてトークイベントやオフラインサロンなどを企画したいと話されていました。
また、ファン同士も集まってイベントを開きたいということです。

店舗情報

店舗名 カフェGAGAGA
住所 〒755-0032
山口県宇部市寿町二丁目5-16 
第二寿町マンション105
営業時間 10:00~20:00
定休日 月曜
TEL 0836-52-8891
SNS X(旧Twitter)
取材日 2024年1月11日
駐車場 なし
うべとっぴん https://ube-toppin.com/shop/3330/

※こちらの記事の内容は2024年1月30日現在の情報です。
 記事は内容、金額等変更の可能性があります。
 最新の情報についてはHP等でご確認、または、店舗等にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

宮崎県出身で、宇部市に移り住んで10年になります。
3児の母で毎日奮闘中!好奇心が強く新しい場所、人に会うのが大好きなので、毎回の取材が楽しみです。まだまだ宇部の知らない所を発見して、ワクワクを届けられるように頑張ります。

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