宇部線の琴芝駅を降りて左へ進むと、南北に伸びる約600mの通りがあります。
この通りと近隣の店舗を含めた辺りの名称を、「琴芝商店会」と呼んでいます。

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商店会の今と昔

会則施行時の1964年は「琴芝駅通り商店会」という名称で、165店舗の会員で構成されていました。
その後、2015年度の会員が46店舗まで減少したことから、会員要綱等の拡充を図り、2018年に新たな通称名を設けました。
それが今の呼び方である「琴芝商店会」です。

現在は、琴芝駅から北側へ伸びる道が通学路となっていることから、防犯対策として街路灯が設置されています。
また、2021年11月には防犯カメラを10台程、新たに設置しました。
1990年代には、常盤通りから琴芝駅へ向かって寿橋通り(洗濯屋yamada)までを、歩きやすいように歩道を設置し、更に一方通行とし、安全対策を取られています。
ここは以前「スワンロード」と呼んでいました。
この通りの維持管理に注力しつつ、安心安全な商店街を目指して活動されています。

この商店街は、常盤通りに宇部井筒屋(前:宇部ちまきや)があったことで、琴芝駅から行き交う人達が更に楽しめる場所として賑わっていました。

1980年代には、店舗数が150件あり、月に一度「琴芝デー」と称した様々なイベントを開催していました。

1991年には、当時営業していたグリーンシティホテルを利用して「第1回琴芝声楽のための音楽祭」を企画・開催し、その後も2回程行われました。
第4回からは、シルバーふれあいセンター(現:多世代ふれあいセンター)に会場を移して行われました。
この音楽祭は第7回をもって終了しましたが、このことがきっかけとなり、寄付を募ってシルバーふれあいセンターへピアノを寄贈したということです。

宇部とっぴんプラスでの紹介店舗

近年、少しずつではありますが、個性的な新しい店舗が増えています。
新たな店主を迎え、商店街も少しずつ活気を取り戻しています。
なお、うべとっぴんプラスで、取材した店舗の記事がありますので、こちらも併せてご覧ください。

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今後のイベント

※イメージ

11月3日の宇部まつりの日に、琴芝商店会を利用したイベントをされるということです。
その名も「余興市庭よきょういちば」。
このイベントは工夫舎の店主 根来ねごろさんが新たな試みを!ということで開催されます。

なぜ「余興市庭」なのか…
5月の新川市まつりの日、琴芝駅からまつり会場へと人が流れていく様子を目にし、沢山の人がこの道を通るのであれば、各まつりの日にイベントを開催すればもっと楽しんでもらえるのでは?!と思ったそうです。
開催当日は、目的のイベントの「余興」として楽しんでもらえれば…と話されていました。
ちなみに、今回は市内外から約35店舗が参加されるそうです。
是非、宇部まつりと合わせて、この「余興市庭」を楽しんでください。
詳しい内容はInstagramをご覧ください。

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