宇部新天町名店街協同組合

国道190号線の常盤通りから南側に一本入ると、全長384ｍ幅8ｍの一直線のアーケードがあります。
ここは「ハミングロード新天町」商店街です。

商店街の昔と今

この商店街は、戦前は「錦橋通商店街」として栄えていました。
しかしながら、空襲の影響等があり昭和23年に「戦災復興都市計画事業」により整備が始まりました。
そして、昭和25年に新しい都市計画商店街として作られました。
昭和34年には、アーケードが建設され、翌年「新天町商店街」と改名されました。
その後、昭和57年に「宇部新天町名店街協同組合」が設立しました。

アーケードの完成後、新天町ではいろいろなイベントやお祭りがありました。
節分の日には「節分祭」が賑やかに行われ、夏の土曜日に開催される「土曜夜市」では、子供たちが楽しめるゲームなど催しが盛り沢山でした。
これらは今でも継続して行われている二大イベントです。
節分祭で行われる「福あめ抽選会」は毎年大人気で、超特大福あめが当たるのは至難の業です！！

それから時が経ち、老朽化が激しくなったためアーケード・カラー舗装を一新することとなりました。
昭和63年6月10日、ドーム型に新装されたアーケードが設置され、それに伴い新たなネーミングを募集すると、528通もの応募がありました。
その中から決定したネーミングが「ハミングロード新天町」で、現在に至ります。