セルフ式で自分好みの定食が食べられる！鮮魚店が営む「あかつき食堂」

宇部市銀天街のやまと水産が出店している「あかつき食堂」。
平日にはサラリーマンや近所のご年配の夫婦、土曜日には家族連れなど幅広い層の方が利用されています。
鮮魚店直営だからこそできる、新鮮で旬の魚を使った料理を手頃な値段で提供しています。
手間がかかる魚料理を気軽においしく食べられるあかつき食堂を取材しました。

お店の雰囲気とセルフ式

お店は銀天街の東側にあり、オレンジ色の看板が目印です。
商店街の未来を明るく照らすようなお店にしたいという想いも込めて「あかつき食堂」と名付けられました。

駐車場はお店の横に6台停めることができます。

店内は、カウンター4席、テーブルが10席あります。

テーブルとイスの高さにこだわり、居心地の良い空間を目指しました。

ショーケースに日替わりメニュー10品が並べられており、好きなものを選んでお盆に乗せます。

お会計時に、ごはんとみそ汁を注文した後、おかずを温めなおしていただけます。
うれしいサービスですね！

不動の人気メニュー

メニューは、やまと水産で仕入れた魚を使ったおかずや、旬の野菜を使った小鉢など10種類です。
1番の人気メニューは旬の刺身盛りで、5種盛りが400円、2種盛りが200円です。

同じくらい人気なアジフライは、注文を受けてから揚げるためアツアツを食べられます。

オープンしてから期間限定で出していた無料のアラ煮も人気のため、当分は続けられるそうです。

こだわり

メニューは前日に決めるそうで、仕入れた魚の身質に合わせて調理法を決めるそうです。
魚を切り分けた時点で、脂がのっているものは塩焼きに、淡白なものは揚げたり、濃厚な味付けにしたりと素材の特徴を生かした調理法を心がけています。

新鮮な旬の野菜をふんだんに使って、彩りにも気をつけているそうで、見た目も食欲をそそるようなものばかりです。

筆者のお気に入りは副菜が2種類食べられる2種盛りです。
少しずつ色んな味を楽しみたい方にもおすすめ！

夏はさっと食べられる麺や、酢をたくさん使ったおかずを考え、暑い夏を乗り切れるようにとメニューを考えています。

魚だけではなく、お肉を使ったおかずもあり、毎日食べても飽きないよう工夫して作られているのがわかります。

筆者は、仕事の日のランチで利用することもありますが、毎回どんなメニューがあるかワクワクしながら通っています。
家では作れない手間がかかる魚料理を様々なバリエーションで楽しめて、何より全部おいしいので、晩御飯のおかずに買って帰りたいくらいです！

お店をはじめたきっかけ

店主の稲田いなだ祐花ゆかさんは、元々、やまと水産を営んでいたお兄さんが3年前に急逝し、それを引き継ぐ形で会社の代表となられました。
やまと水産は卸業で、仕入れた魚を決まった分量ほど切り分け納品しているため、どうしてもロスが出てしまいます。
市場から直送される魚はすごく美味しいので、どうにかして提供できないかと考えていました。
このような魚の美味しさを知ってもらいたいという思いと同時に、コロナ渦で大打撃を受け、何か始めないとという思いもあり、食堂を始めることを決めました。

お客様との出会い

稲田さんは、お店を始める前は800円～900円の定食を出そうと考えていました。
近所の年配の方と話したときに、「年をとるとたくさん量も食べられないし、手頃な値段で出してほしい」と言われ、稲田さんはハッとされたそうです。
「食べたくない小鉢にお金を払いたくないよね…食べたいものを食べたい分だけ選べるセルフ式にしよう」と決断されたそうです。
小食の方なら、例えばおかず一品とごはんとみそ汁、または小鉢とアラ煮とごはんとみそ汁など、組み合わせ次第で500円代から食べられます。
助言をくれた近所の方は、今では夫婦で毎日、食堂を利用されてるそうです。
地元の方に愛されなければお店は成り立たないという想いをいつも忘れないようにしていらっしゃいます。

お客様へのメッセージ

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店舗情報

店舗名	あかつき食堂
住所	〒755-0045 山口県宇部市中央町３丁目７−11
営業時間	11:00～15:00
定休日	日曜、月曜、祝日
TEL	0836-22-0877
支払い方法	現金、PayPay
SNS	Instagram
取材日	2023年7月13日
駐車場	6台あり
うべとっぴん	https://ube-toppin.com/shop/3208/

※こちらの記事の内容は2023年7月25日現在の情報です。
　記事は内容、金額等変更の可能性があります。
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