小学校教諭から転身、日本茶カフェ『茶宗天地』の店主「平中 健也」さん

病気をきっかけに小学校教諭から日本茶カフェに転身した「茶宗天地」オーナーの平中さん。
何故日本茶カフェを選んだのか、その理由について聞きました。

目次

病気をきっかけに小学校教諭を退職

「胆砂」という病気になった平中さん。
小学校教諭の仕事のストレスもあるかもしれないと考え、違う生き方を探そうと退職を決意されました。

熊本県の茶畑

退職後、元同僚から連絡があり、時間があるなら手伝いに来てほしいと言われ熊本県に行きました。
その方は、当時にしては珍しい40年間無農薬でお茶を育てているお茶農家に嫁がれていました。
平中さんが茶摘みを体験してみると、疲れることがなく、むしろ癒されていることに気がついたのです。
また、病気により飲食に制限がありましたが、お茶は飲むことが出来ました。
お茶を飲むことで体調は良くなり、改めてその良さに気づき、お茶に関わる仕事をしたいと思いました。
ただ、今からお茶農家をしたいわけでもなく、お茶屋さんをしたいわけではない。
自分に何が出来るか考えたとき、お茶を美味しく飲んでもらって消費を増やし、売れるようになったらお茶農家やお茶屋さんの助けになるのではないかと思いました。
そこでお茶のカフェをやってみようと決めました。
大都市にはあるが山口県では珍しいので良案だと思いました。

昭和女子屋台Labでの経験

前職が小学校の教諭だったためカフェのオペレーションのノウハウがなかった平中さん。
そんなとき昭和女子屋台Labの存在を知りました。

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まず屋台Labに出店し、集客やお客さんの対応を日々勉強し、オペレーションの経験を積むことにしました。
昭和女子屋台Labに1年間出店した後、ついに2019年5月に念願の自らのお店「茶宗天地」をオープン!

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雅楽奏者

チャレンジ精神ある平中さんは、なんと龍笛奏者でもあります。
小学校教諭時代から龍笛を演奏されており、今ではイベント等でも披露されています。
聴いてみたい!という方は「茶宗天地」に行けば演奏してくれる…かも?

宇部市は不思議な場所

面白い人が多いと思います。立地としては空港があり、少し行くと新幹線の駅や高速のインターンがあって、アクセスが良いのに少し離れると田舎で、このような宇部のつかみどころがないところに魅力を感じます。シン・エヴァンゲリオン劇場版の最後は衝撃的でした。庵野監督に宇部は愛されているなと思いました。このように離れているけどどこか想いを馳せているのが宇部市なのではないかと思います。

様々な経験をお持ちの平中さん。
茶宗天地」へ行けば、美味しいお茶と景色を見ながら平中さんの面白いお話が聞けますよ。

※こちらの記事の内容は2022年5月17日現在の情報です。記事の内容は変更の可能性があります。

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この記事を書いた人

大学は電気工学で、文章を書くことよりもパソコンでの加工などが得意な理系女子です。
そんな私ですが、まだまだ知らない宇部の魅力があることを知り、そういった宇部の魅力を少しでもお伝えしていけたらと思います。

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